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残念なネトゲプレイヤーによる残念なタルタロスブログ

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【ロトモドロト】月が綺麗ですね

書きたい台詞を詰め込んだ。


・両想いなロトとモド。
・甘い…のかな?
・ロトモドのようなモドロトのような。
・雰囲気だけだからどっちでもイイ←
・それでもよい方のみ、追記から。






***********



――その晩、私は何故か寝付けずに空を見上げていた。

夜空に青白く輝く月が、今は夢の中にいるであろう愛しい人の面影に重なる。

ふと、その寝ている筈の愛しい人の気配を背後に感じ、私はあまりのタイミングのよさに苦笑した。

静かに近付いてくる気配――そして、背中に感じた温もり。

振り向く事ないまま、私は回された貴方の腕に手を沿えた。


「――寝付けないのか?」
「貴方こそ、眠れないのですか?」


静謐なる夜に、静かに響く二人分の声。

溜息をついた貴方は私をそっと離し、横に立って空を見上げた。

私も空を見上げながら、ひんやりとした清浄な空気を胸一杯に吸い込む。


「――月が、綺麗ですね」
「あぁ、星もよく見える」


貴方の横顔を見遣ると、貴方も私の方を向いた。

交差した視線――何故か、目が逸らせなかった。

貴方の目が、慈しむように優しい色を帯びる。

それに気付いた私は、無意識に詰めていた息をふぅと吐いた。

吐く息は白く、闇夜に溶けるようにふわりと消える。

貴方の目を見詰めたままの私に、貴方はそっと手を伸ばした。


「お前の黒髪はまるで――総ての生き物を安らかに包み込む夜の闇のようだな」


呟く貴方の指が、さらりと私の髪の上を滑る。


「貴方の白髪はまるで――夜の闇の中で総てを優しく照らす月の光のようですね」


答えた私の指が、するりと貴方の髪を掬い上げる。





貴方を安らかに包み込めるなら――。
お前を優しく照らせるのならば――。





「――眠れぬ夜も、悪くないですね」
「――寝付けぬ夜も、悪くはないな」


貴方と私は同時に呟いて、笑った。



***********


「月が綺麗ですね」という言葉に隠された意味を知っていながら、知らない振りをする先生。

ご存知ない方は、「月が綺麗ですね 夏目漱石」辺りでググるとイイかもしれない。

ロト様ならこんな告白の仕方、似合うと思うんだ。





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  1. 2010/10/24(日) 13:33:37|
  2. ロトモドロト
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