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残念なネトゲプレイヤーによる残念なタルタロスブログ

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【モドロト】貴方の世界

ふと眼鏡ネタが書きたくなったので。

・まさかのモドロト。
・余裕のあるモドと、余裕のないロト。
・やっぱりバカップル。
・ソレでもよい方は、追記から。






***********



レンズの奥に隠された、貴方の氷のように澄んだ水色の瞳は、どんな世界を見ているのだろう。

私の黒い瞳に映る世界とは、違って見えるのだろうか。

そんな事をつらつらと考えながら、その背中をぼんやりと眺める。

彼の絹糸のような細く長い髪が、光を弾いて輝きながらそよ風に舞う。

懐かしそうに遠くを見詰める貴方は、郷里に残してきた少女でも思い描いているのだろうか――少し、胸が痛んだ。

私の視線を感じて振り返った貴方に、いつものようにふわりと笑いかける。

貴方もいつものように一瞬眉をしかめて、眼鏡をくぃと上げて私の言葉を待った。


「――私が、貴方の眼鏡だったらよかったのに」


それは、無意識に私の口から出た言葉。


「――何故だ?」


また眉をしかめて、貴方は不思議そうに問い掛ける。


「貴方と同じ景色を見て、貴方と同じモノを感じて、常に貴方を助け、常に貴方と共にある――凄く、魅力的に感じます」


考えながら一つ一つ噛み締めるように呟いた私の言葉に、貴方はため息を一つ。


「私はそんなものは御免だな」


貴方はきっとそう言うと思っていたから、私は困ったように笑う事しか出来ない。

けれど、続く貴方の言葉は予想外の言葉で。


「お前と視界を共有などしたら、お前の姿が見えないだろう?」


普段は決して甘い言葉など紡がない貴方の口からそんな言葉を告げられるとは露程も思わなかった私の動きが、一瞬止まる。


「同じ景色が見たいなら、もっと傍に来ればいい。
 同じモノを感じたいなら、もっと語り明かせばいい」


貴方は一言一言呟きながら、私に一歩一歩歩み寄る。


「常に私を助け、私と共にありたいなら――私から離れなければよいだけだ」


私の前に立った貴方に、ふわりと抱きしめられた。


「――尤も、離すつもりもないがな」


貴方の言葉に、瞳を閉じて深呼吸を一つ。

私の渇いた喉から、答えを紡ぐ。


「――そうですね。
 私も貴方と視界を共有したくはありませんね」


ゆっくり見上げた先には、優しい瞳で私を見下ろす貴方の顔。

貴方の姿が見えぬ世界に、私も興味などないのです。



***********


ロト受けに滾っているからか、気が付いたらモドロトになっていた。

どうしてこうなった。

瞳の色による世界の見え方のネタは、み●ん絵日記という猫漫画から。





おわれ。

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  1. 2010/10/11(月) 20:22:44|
  2. ロトモドロト
  3. | コメント:0
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