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残念なネトゲプレイヤーによる残念なタルタロスブログ

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【ドヤドジ】貴方の心に棲むヒト

・ロト→(←)ロト→イザン。
・いつものドヤロト×ドジロトシリーズ←
・ロトロトが成立するかしないかくらいの時間軸。
・受ロトがトラウマ刺激された話。
・ドヤもドジも亜種的なくらいにロトとは別人具合が酷い。
・それでもよい方は、追記から。






***********


あぁ、またか――正直、そう思った。



ふと歩みを止めた彼の目線の先には、術法師ならば見慣れているであろう黒い服と長い槍を模した服装の、魔法師の姿。

初めは、彼が長年を過ごしたマナルス山を思い出してホームシックになっているのかと思っていた。

――けれど、すぐにそれは違うと気付いてしまった。

何故なら、彼自身も見習い術法師の服装を好んだし、パルティオ姿の少女や術法師の服を着た男女には反応しなかったからだ。

そして、パルティオ姿の魔法師の姿を見掛ける度に、何かを求めるように視線を送り、すぐに哀しげに目を逸らす。



――彼が特定の誰かを思い出している事は、明白だった。



きっとそれは、彼にとってとても大切なヒトだったのだろう――今も彼の心に棲み、彼を苛んでいるのだから。

大切なヒトを思い出しているのだとわかっていながらも、哀しそうな彼の姿をこれ以上見たくはなかった。



そして、今日もいつも同様に哀しげに黒衣の魔法師から瞳を逸らした彼を、そっと後ろから抱きしめる。

彼はビクリと小さく震えたけれど、いつものように真っ赤になって慌てたりはせず、私の腕に手を伸ばしてきた。

彼の震える指が、縋るように私の腕に触れる。

俯いたままの彼の顔は、涙を我慢している子どものようで――酷く頼りなかった。

私はそのまま右手を上にあげ、彼の両目をそっと覆う――

広場に新しく降りてきた、黒髪で槍を手にした黒衣の魔法師の姿を見なくてもいいように。

何かを察知したのか、彼が息を飲んで小さく身じろぎした。

力無く私の手を掴み、やんわりと外そうとしてきたので、そっと拘束を緩める。

文句ならいくらでも聞きましょうと開きかけた私の唇は、そのまま驚きによって開かれた。

――普段は決して自分から抱き着いてなど来ない彼が、私の背中に腕を回して小さく肩を震わせているのだから。

安心させるように、頭を、背中を、そっと優しく撫でる。



ごめんなさい――暫くの後にそう震える声で小さく呟いた彼の言葉は、聴こえない振りをした。

そう、これは――私の我が儘、なのだから。



***********


好きなヒトが別のヒトを想って哀しむ姿なんて見たくない、そんな嫉妬混ざりの小さな我が儘。

ドヤ顔ロト、略してドヤロトなのに、余裕なんてない。

ドヤティブ何処いった←

もうドヤドジ説明用記事必要な気がするくらい増えてきたから、その内、読物目次作るかも。

寝付けなかったので、茶室M落ちてそのまま勢いで書いてしまった。

正直すまんかった←





おわれ。

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  1. 2010/10/11(月) 04:44:58|
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